平成13年3月、地元出身の南海ホークス 鶴岡一人元監督の偉業をたたえた記念展示室が出来ました。
場所は南海ホークスがキャンプをしていた、呉二河球場隣の 呉市スポーツ会館の一階にあります。 入場無料 年中無休 です。 |
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トロフィーをはじめ、鶴岡監督ゆかりの品々34点が展示され ています。 |
呉市スポーツ会館 呉市二河1−8 電話 0823−22−1264 |
呉市営バス 三条二河公園循環線 プール前下車0分 呉市営バス 焼山行き 山手橋下車3分 JR呉駅よりタクシーで5分 Pあり |
南海ホークスの思い出
只今、サイン帖捜索中! | 私が小学生低学年の頃(昭和40年代初め)、南海ホークスが呉でキャンプを張っていた。私は友達と家から1kmくらい離れたところにある呉二河球場に通った。 正直言って、年に一回キャンプに来るだけのチームだったので、南海がどのようなチームかは知らず当時、ホークスは黄金期で地元、カープとは比べ物にならないような強いチームであったが、今ほどパリーグ情報が入ってこない時代であったので、ただ、プロ野球の選手が来ているということで見に行き、サイン帖を持って選手を追いかけていた記憶がある。 野村、杉浦、皆川、小池、国貞、外国人ではハドリなどにサインをもらっていた。 友達が合田(のちに阪神移籍)という投手に昼飯のアンパンをもらったりした、のどかなキャンプだった。 |
中学の時、前野という友人がいた。 彼の家は元「前野旅館」という球場近くのホークスの宿舎だったので、家に遊びに行ったら箱に入ったサイン色紙や選手の写真などが山のようにあったが、彼は無類の運動オンチの為、野球にはまったく興味がなかった。 まさに「宝の持ち腐れ」である。 彼に会った時、「オークション出したら小遣いになるで」とそそのかしておいたのだが・・ |
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呉キャンプの売店で購入 なぜかチームカラーの緑 でなく、この二色を買った |
その後、杉浦監督になって呉キャンプが復活した。 ちょうど二月は商売が暇なので、よく配達の途中、二河球場に寄って見物した。 当時は、「ドカベン」香川が唯一人気者で減量の為、ふてくされて?宿舎まで歩いて帰る姿が街中で見られた。 宿舎裏の公園で猫に噛まれた藤本修二投手や山内三投手、両手投げの近田豊年投手の話題くらいで残念ながら、低迷期の為、スポーツ新聞を賑やかす話題も少なかった。 この頃は私も大人になっていたので、夜、飲みに行くと選手に会うことがあった。 ある晩、行き付けの「T」という店に行くと外国人が二人いた。 一人は大柄であったが、もう一人が小柄だったので、店のマスターに「あの人らは岩国のアメリカ兵?」と聞いたら「何を言よんかい、南海の外人選手じゃ!」 そうである、大きいほうがナイマンで小さいほうがドイルであった。 その横では通訳の市原コーチが静かに飲んでいた。 私は悪乗りして市原コーチに「坂田利夫さんですか?」と尋ね、怒られた。 |