つむぐ つなぐ 平和へのうたごえ
7月13日(日),阿賀まちづくりセンターで行われた,呉混声合唱団,呉ジュニアコーラスみらい,くまの・みらい合唱団との「合同練習」に高学年団員が参加しました。
この練習は,来月開催の呉混声合唱団定期演奏会で一緒に歌う「あめつちのうた」の作曲家・上田真樹先生をお迎えし,直々に指導を受けるというもの。
上田先生は,この曲に込めた思いを通して,技能的な歌い方についてはもちろん,歌う(合唱をする)=演奏すること,音楽をつくるということ…等々根源的なことについて率直に全身で語りかけながら,大事なことをたくさん教えてくださいました。
子どもたちも一生懸命聴き,考えながら歌うこと2時間。これほど長時間集中して練習に没頭する子どもたちの姿を見るのは初めてでした。
このような歌が,このような歌声が私たちの幸せの欠片をつむぎ,世界の平和につながっていくことを想像するのは決して幻想ではないとも思いました。
上田先生の深く熱いご指導に感謝するとともに,このような機会を提供してくださった呉混声合唱団の皆様に改めてお礼申し上げます。
「あめつちのうた」は7年前,呉少年合唱団(高学年)が呉混声合唱団の定期演奏会に賛助出演させていただき,歌う予定の曲でした。ところが,いざ本番当日の朝,大雨警報発令のため出演を辞退!という残念な思い出の曲でもあります。
そして当時,先輩が歌うのを憧れながら聴いていた低学年の団員たちが,今は研究生となって来月のステージに臨もうとしています。
8月31日(日)14時~,呉信用金庫ホールで開催される呉混声合唱団第50回定期演奏会(入場無料)。合唱の魅力を存分に味わえるコンサートです。皆様ぜひおいでください。
平和って何だろう? 平和ってどんなこと? 私たちに何ができるのだろう?
戦後80年の今年,子どもたちに問いかけながら歌う日々。音楽の力,歌の力を子どもたちはそれぞれに感じています。
(2025.7.14)